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見学について

賃貸物件と同じように不動産物件を購入する際は必ず下見・内覧を行いましょう。
不動産は安易に買い換えができませんので、その物件に一生住み続ける可能性もあります。あとから後悔することのないよう、現地の見学は念入りに行うことをおすすめします。

周辺環境の確認

建物や部屋は後からリフォームを行うことが可能かもしれませんが、周辺環境は自分の意志で変えることは不可能です。環境が変化するということも考えられますが、まずは現在の状況を確認しましょう。
周囲の都市計画などは、数年先までの情報が出ている場合があります。不動産業者や役所に気になることは積極的に尋ねてみるとよいでしょう。

交通の便

まず確認しておきたいのが交通の便です。「最寄り駅に急行や快速は停まるのか」「通勤・通学への所要時間」「周辺道路の混雑具合」など、周りを見渡すだけでは分からないこともたくさんあります。見学の時間帯をずらして何度か物件を見学し、周辺の交通手段を実際に利用してみるとよいでしょう。

公共施設や商業施設

病院や消防署は住居から近ければ安心ですし、銀行なども近くにある方が便利です。しかし、あまりにたくさんの施設が集中している場所は人通りが多く、騒音に悩まされる可能性も出てきます。各施設と物件との距離、その利用頻度を照らし合わせてみてください。

確認しておきたい代表的な施設
  • 病院
  • 交番
  • 銀行、郵便局
  • 消防署、災害時の避難場所
    (学校や公民館)
  • スーパー、コンビニ、飲食店など

建物の内覧

マンションや一戸建てでも、中古物件であれば部屋の内覧が可能です。また、新築物件でも内覧会を開催しているケースがありますので、積極的に下見をするとよいでしょう。

見学に持参するもの

引越し日やその場での生活を思い描き検討材料とするために、下見をする際にあると便利なものを紹介します。

メジャー
部屋の大きさ、窓の大きさの実寸するためには必須です。家具の配置を考えるためにも、予め持っている家具の大きさを測っていくとよいでしょう。
カメラ・ノート・筆記用具
カメラは複数の物件を見て回った際に、写真を撮っておき後で比較するために使用します。フィルム式のカメラでもかまいませんが、デジタルカメラだと現像が不要なので便利です。また、気になったことはノートにメモを取るようにし、写真と合わせて活用しましょう。
ビー玉やパチンコ玉
建物が傾いていないかを調べるために使います。建物が傾いている場合、建物自体の安全性はもちろん低く、ドアや窓がきちんと閉まらないなどの不具合も出てきます。。